という事で、個人情報の関係もありこれまであまり公にしてきませんでしたが、私は電話リレーサービスの手話通訳オペレーターとして働くようになって1年半になります。本業優先の考えから週1、2回しかやっていませんが、こんなサービス(日本では日本財団の支援で成り立っていて、公的サービスではないのが本当に残念!)もあるんだと、このホームページをご覧になった方(主に聴者かと)にも知っていただけたらと載せてみました。
たまたま地元(新潟)のろう者の LINEグループに「まだ日本財団の募集が終わっていないいようです」との情報を載せたのでちょっと思いつきました。
「日本財団電話リレーサービス・モデルプロジェクト」は元々は東日本大震災をきっかけに始まった制度です。宅急便の再配達依頼、病院・タクシーの予約など、聞こえない人も当たり前に電話が出来る世の中を目指すきっかけとなるプロジェクトです。通訳料は日本財団が負担しますので無料です。簡単な説明としてHPには「電話リレーサービスは聴覚障害者が電話を一人でかけられるように、聴覚障害者と電話のかけ先をリレーサービスセンターにいるオペレーターが、文字や手話と音声の通訳をすること により、電話で即時双方向につなぐサービスです。ご利用には事前の利用者登録が必要です。」とあります。
また、聞こえない人が当たり前に電話を使える社会を目指しているあるNPO団体の記述も参考になります。
とにかく、電話リレーサービスの重要性が国民に広がり、国または電話会社がこの電話リレーサービスを公的サービスとして運営するような日が一日も早く来る事を願いながら、たまの通訳オペレーターの勤務に励んでいます。