明けましておめでとうございます。2017年もよろしくお願いいたします。
雪がほとんどなく何よりでしたが、芝居のセリフ覚えもあり、飲みにも行かず新年のご挨拶と家の用事、犬(モモちゃん)の散歩だけで、あっという間でした。
でもって、3日のお昼に東京に戻り、向かったのが遊女の投げ込み寺として知られている三ノ輪の『浄閑寺』
今回のお芝居は吉原大火(明治44年4月)の後の様子を描きますが、私は浄閑寺の寺男・治助役ということで是非とも訪れたいと思っていた場所でした。
ラッキーだったのは、60歳前後と思われる、ちょうど寺男のような役回りの男性に案内していただいたこと。お芝居のことを告げると、寒い中ちょっとしたセーター一枚のまま、20分少々くらいでしたか案内やお話をして下さいました。
何か聞けば、倍のお話を返して下さり大変参考になりました。詳しくは占子の兎HP『活動日記』に譲るとして、
とにかく、肌で感じることがセリフのリアリティーの助けになるので貴重な時間となりました。
実際に1911年4月9日(明治44年)、この空が『火の粉の夕立』(台本 治助のセリフより)になりました。
お芝居でお客様に「火の粉の夕立」を感じていただけるように頑張ります!