このHPでも先日まで宣伝させていただいたNHK『みんなで応援!ピョンチャンパラリンピック』ですが、放送10回の放送の中で、2回ほど手話通訳で関わらせていただきました。
今回の放送では手話通訳(三人が毎回担当)は冒頭のご挨拶以外は画面には映りません。そんな中、私は、ろう者ゲストの手話の読み取り通訳(手話→音声に)を担当していました。
しかしながら、
視覚障害者の桂福点さんが担当している「副音声実況を、アナウンサーとのやりとりも含めて視聴者に分かりやすく伝えよう」というあるコーナーで、その様子を聴覚障害者にも分かっていただこうということで、前日の打合せの結果、急遽、福点さん役とアナウンサー役に手話通訳2名が顔出しすることになりました。
顔出しはないと完全に油断していましたが、その通訳担当が私と来月の落語公演(私の所属する占子の兎)で手話通訳でご一緒する山﨑さんの二人となりました。
期間中、2回しか手伝わないのに。
落語形式での副音声実況もこの回だけ。
ペアを組んだのが、期間中やはり毎回の担当している訳でない(4回?)山﨑さん。
しかも、山﨑さんとは1ヶ月後に迫った落語通訳を担当する。さらに旗揚げ11年の占子の兎で手話通訳付きステージは今回が初めてという、このタイミング。
他の通訳からも「運命なんだよ!」と言われ・・・😅
それにしても恐ろし過ぎる偶然! こんなことってあるんだ〜!みたいな・・・。
リハーサルも十分でない中、当然ながらオンエアを見て落ち込み、沢山の反省もしましたが、本当に貴重な経験になりました。😁
後日、山﨑さんが苦笑いを浮かべながら「それにしても、いい思い出になったね」
私も思わずこの偶然に苦笑い。😉
落語形式では、言葉遊びの部分のオチを手話としてどう伝えるのか大変難しいところですが、今回はその予行練習?になったということで、来月の手話通訳付き特別ステージに向け、頑張ろうと思える出来事でした。