いつもの春なら、桜を愛でる穏やかな季節ですが、みなさんご存知、新型コロナウイルスのため、「自粛、自粛・・・」と様々な場面でその影響が出ています。
個人的にも、今月開催の追悼公演に向けて、収束を願いながらの稽古が続いています。
なんとなく寂しさを感じる稽古場脇の桜🌸です。
そんな中、「照明家荒川忠昭偲ぶ会」が、荒川さん最後のオペ(12月の座布団劇場)となった阿佐ヶ谷ワークショップで開かれました。都知事の週末自粛の会見もあり、規模が縮小され参加者は占子の兎関係者中心の20人くらい。
「占子の兎」旗揚げ以来、14年に渡り全ての照明を担当していただいた荒川さん。公演終了からおよそ二週間の後、年末の突然の死でした。
実際にオペしていた場所には、花とビールをお供え。
午後の2時から夜遅くまで、ひたすら偲び飲み? 私は仕事の都合で18時からの参加となりましたが、荒川さんを偲ぶ、とっても良い会となりました。😊
夜の部は、荒川さんクイズや荒川さんを偲ぶ歌会(当日参加者が作った短歌、俳句の披露)など、たくさんの笑いもありましたが、最後の締めは一人一人からの言葉。
公演の前説をいつも担当している私。いつも、荒川さんから「長いよ」「粋じゃない」と数々の厳しいコメントもいただいていましたが、その視線を気にしながらも、その視線があることで良い緊張感を保ちながらいつも芝居本番に突入していました。
と、話は戻って、
私も荒川さんへの言葉を送ろうとみんなの前に立ちました。その場所がちょうど前説をする場所に近く、12月の公演がいきなりフラッシュバック。しばらく話すと涙が止まらなくなり、涙声のボロボロの思い出話となりました。😓
あの場に立つまでは全く予想していませんでしたが、これまで溜めていたたくさんの涙を一気に流したので、それからは何だか浄化されたような清々しい気持ちでみんなの話を聞くことができました。
占子の兎の関係者で、荒川さんを送ることができてホント良かった!と言える偲ぶ会となりました。☺️
次の日は、季節外れの雪❄️。そして志村けんさん死去の悲しいお知らせ。
今後どうなるのか?ホントに予断を許さない状況ですが、とにかく前向きに前進あるのみ‼️
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