コロナ感染拡大防止、非常事態宣言、そして「Stay Home」
皆さん、運動もままならぬ環境の中、体調管理できていますか?
今日は、一日OFFの休日。3ヶ月前のブログで紹介したテニスも、何と7月31日まで西東京市の施設の使用禁止が延びたため、そろそろ野球の肩作りをしたい!と、ここぞとばかり自宅からは自転車で飛ばしても15分はかかるテニス場脇のグラウンド(ひばりヶ丘公園たんぽぽ広場)に向かいました。
とはいえ、一人壁キャッチボールができるバックネットのコンクリート前は、確保するには激戦場所だろうし、3密を避ける意味もあり、日暮れ近い時間を狙って18時ごろ現地に到着しました。
予想はしていたものの、人が、居るは、居る!!
Stay Home!とはいえ、みんな体を動かしたい気持ちは一緒なんですね。
黄昏時に、サッカー、野球、テニス。
「こりゃ、バックネット裏のわずかなスペースでの壁キャッチボールだな・・」と覚悟を決めて準備運動していると、うまいこと2列分のキャッチボールスペースの内、一つが空いて場所をキープ。😄
一人壁キャッチボールを肩を痛めないようにゆったりやっていると、しばらくして、私が当初やろうとしていた、バックネット裏のわずかなスペースから『バスン、バスン、バスン!!』と明らかに硬式球が当たる音が・・。
軟式球は『パスン、パスン!』と、いかにも軽く、ゴムっぽい音なので明らかに違います。
よく見ると、壁キャッチボールをやっているのは腰回りのガッチリした180センチ近い身長のいかにも高校球児らしき(大学生にも見える)男の子でした。
「彼も部活動が休みで体を持て余しているのかな・・」と同情というか、共感する部分もあり、声を掛けようと思いつつも、相手は硬式、本格派。私の軟式用のグローブで迷惑をかけやしないかと一瞬の躊躇。
でも結局は、親父のお節介のノリで、「俺も一人だからキャッチボールしない?」と声をかけると、「あ・・、ハイ!」と、見知らぬ初対面の二人がキャッチボールすることに。
まさに、コロナが生み出した縁!フィールド・オブ・ドリームス⚾️ 面白い展開に!!!
聞くと、予想通りピッチャーで、新2年生。埼玉の高校の野球部に所属しているとのこと。
正直、硬式球でこんな正式にキャッチボールするのは初めてかもしれません。取りどころを間違えると左手を痛めるので、投げること以上にキャッチングに神経を使いました。
で、球筋の素晴らしい彼の球を受けるうちに調子に乗った私は「どう、ピッチングする?」と、軟式グローブしかもキャッチャーミットでもないのに、話しかけてしまいました。
バックネットを背に、辺りはだいぶ暗くなりましたが、キャッチボール40~50、ピッチングも50球近く投げ込んだと思います。球速は100キロ少々は出ていたでしょう。
途中、やはり取りどころが悪く左の手の平の痛みに何度か耐えながら、いつもの癖で『ナイスボール!』『ハイ、来た!』『よさ、OK!』などと叫び、彼の素晴らしい球筋に惚れ惚れしていました。(写真奥がピッチャーの彼ですが・・ほとんど見えない)
そしてだいぶ暗くなったので、キャッチボールを切り上げると、向こうから警察官が・・・。
「苦情が来ているので、やめてください。元々、球技は禁止です」とのこと。
彼と別れた後は、素振り、ランニング、短距離ダッシュと少し体をいじめ?て、1時間 10分くらいのトレーニング終了。
まさに、
違反行為で警察官に通報されたのだと・・・何だかこんな親父の歳になって注意されるとは、恥ずかしい部分もありますが、コロナをきっかけにした、こんなご縁もあるんだな〜と不思議な感慨にふけりました。
あの高校球児、3年で迎える来年の埼玉県予選、是非とも頑張ってほしいな〜なんて、応援する親の気持になっちゃいました。😁