天の声『ニッタさ〜ん!』その2

その1からの続編です。

『ニッタさん』紹介の前に、今回の利島釣りの釣果です。

開始第一投8時22分。その後30分くらいでカンパチゲット! 幸先良く、今回は行けるぞ!と、いい予感。

結果、カンパチ、ムロアジ(かなり釣れたので型の小さいものはリリース)、イサキ、サバなど、持ち帰ったのは50匹くらい。十分な釣果でした。

釣れすぎた事もあり、急きょ、手話関連の仲間に連絡。雀荘を経営する手話通訳士のご夫婦の計らいで、8人でお魚のお裾分け(&飲み会?)を行うことができました。

 

と、自分のことはさておき、

今回、型のいいカツオに、カンパチを吊り上げたノリノリのHさん。野球なら間違いなくMVP❗️

 

 

 

初日には80センチはあろうかというカツオをゲット。この後もう一本、違う種類のカツオもゲット。

二日目の朝には、活きのいいムロアジ(私の師匠が餌用に吊り上げ提供・素晴らしいコンビプレー😁)を餌にした泳がせ釣りで、50~60㎝代のカンパチを、な、な、な、なんと6匹連続ゲット!!!😵😵😵(私の写真。右手のカンパチはHさんからのいただきもの)

まさに、神がかっていました。😅

でもって、『ニッタさん』の登場ですが・・・

ところで、ろう者とメールのやりとりをしているとうまく話が通じない、噛み合わない、なんてこと「ろう者あるある」でよくあること。

文章が苦手な人が多く、こちらがろう者の文章が読み取れない、こちらの文章がろう者に伝わらないために起こりがちな「あるある」ですが、今回は顕著でした。😅

細かいことは省きますが、今回の利島は【久しぶりの宿泊。初日の朝食さえ持参すればOKという気軽さ】の・・・・・・・はずでした。

ところがどっこい! 現地にお到着すると様子が・・・・?

まず、初日の昼食。宿の人がお弁当を堤防までデリバリー。受け取ろうと思ったらただの3つのみ。自分の分がありません。「あれ・・・?」
何かのミスかと思ったら、高齢の3人のみが宿泊。他の6人はいつもの堤防野宿⁈とのこと。あのメールのやりとりは何だったの???

一瞬、目が点になりました。(;゜0゜)これからの昼、夜、翌朝の飯、どうしよう・・・?襲ってくる不安、焦り・・・あきらめ・・・😰

そんな時『ニッタさ〜ん!』の一言。

昼食5人分を届けにきた地元商店の主人の声でした。

堤防には、他の釣り人も数人いましたが、我々のグループはじめ、ニッタさんという方は誰もいませんでした。30分後ぐらいにまた堤防にやって来た商店の主人が

『ニッタさ〜ん!』いませんか〜?とまだ探しているではないですか!

とっさに私は、お腹の減っているメンバーがいないか聞き取り調査開始。私を含め、5人が「もらう人のない昼飯があるなら買ってもいいよ!(手話で)」と。

早速、商店の主人と交渉。話はすぐにまとまり、ニッタさんのお弁当(おにぎりと、漬物、焼きサンマというシンプルなもの)は我々5人のお腹に。

おまけに、私が一切これからの食事を用意していないことを知ると、他の4人はおにぎり1、2個とサンマを食べただけで、「残りはお前が全部食え」とまだ残る多くのおにぎりと漬物を私に恵んんでくれました❣️

私の飢えの心配は、天の声とも言える『ニッタさ〜ん!』との出会い?で見事クリア!😅

こんなことってあるんだな〜。とまさに”捨てる神ありゃ、拾う神あり”を体感したような、今回の釣りを象徴?するような、忘れられない出来事となりました。😆

帰りの船上では、つまみとビールを片手に一人海を眺めながら『ニッタさん』って誰だったんだろう?と・・・・思ったかどうかはともかく、贅沢な時間を噛み締める私でした。😙

sadacchi について

俳優・声優・手話通訳などやっています。
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天の声『ニッタさ〜ん!』その2 への1件のフィードバック

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