初めての、ひとり釣り🎣〜その2

でもって、緊張しながらの乗船(23時)でしたが、実は当初予定日の1日前。つまりは出発日当日の午前中に急きょの日程変更の手続きを完了しての出発でした。

というのも、原因はやはり天候。

メインに釣りを行う日の天気が雨☔️

ひと月前の悪夢😰が甦りましたが、出発の2日(前々日)前に、船便のキャンセルが出たのを確認したのをきっかけに、船、宿の予約、仕事先の時間調整に入り、最終的には出発当日の午前中に調整ができ、変更に漕ぎ着けたのでした💦

「雨が降ったら、魚は釣れない」さらには、「防水対策で釣りが落ち着いて楽しめない」など、最悪の場合は、釣りをせず宿に待機!なんて事にもなりかねません。

とにかく、雨の心配をほとんどしなくて済む日程変更が直前でできたのは、ほんとラッキー❣️ 見えざる存在、幸運の女神(神様)?に感謝したい心境でした。😅

と、まぁ前書きが長くなりましたが、感謝しながらの乗船でした。

地べたに座り、あちこちで酒盛り⁈ 夏ですね〜

乗り込んでみると、6階デッキには、消灯(0:30だったか・・?)前にわんさかの人だかり!

これからの船旅に胸躍らせる人々。

一つ気づいたのが、コロナの影響か家族連れ、高齢の方が極端に少ないということ。印象としては「ほとんどが20〜30代の人たち」という感じで、少々意外でした。

と、そんな中、私はひとり、冷静に船内の様子を観察して自分の泊まる2等和室客室へ。

カーペット生地に簡単な仕切りとミニ枕。大型壁掛けTVが一台。

緊張しながらの入室。12人、8畳くらい(真四角ではなく少々変形)の部屋でしょうか?

私を含め10人くらいのお客さん。私の右隣が若いカップル、さらに隣が若い男性。そして私の左隣が1つ置いて(キャンセル分かと)ワンダーフォーゲルっぽい若い男性2人。向かいにはグループらしき男2女2の若い4人組。

オヤジは私一人だけでしたが、そんなことは忘れるくらい、実はあることに私の目は釘付けに‼︎

なかなか貴重な出会い❗️が待っていました。

なんと向かいの4人組が手話で会話をしていました。当日は18時まで手話通訳の仕事した後、ダッシュ💨で家に戻り、なんとか出発に駆け込んで間に合わせた上に、いつものろう者Oさんが初めていない状況。思わぬ出会いにホントびっくりでした。

初めに、ワンダーフォーゲルのお兄ちゃん達と、空席を荷物置き場にしましょう!という会話をきっかけにお喋りしていましたが、目線は時々4人の手話に。

いつ、話しかけよう、何をきっかけにしようと探っている消灯前でしたが、ついに意を決して私の方から男性に話しかけました。

話は10分くらいでしたでしょうか?

学生かと思っていた4人は実は同じ職場の仲間で、伊豆大島でシュノーケリングを楽しむとのこと。4人中3人とは会話でき、心のモヤモヤが解決できました!

消灯後、まず5時に到着したのが、伊豆大島。

でも

雨が降っていました。😢 利島到着は1時間半後。

どうなる利島の空は?晴れてくれ利島の空よ!

との思いが通じたのか、到着約1時間前から徐々に太陽🌞が!

利島到着後、数時間で空は晴わたるブルースカイ、最高の天気に!😊

ところが・・・

堤防の釣り場に到着し、準備開始!まずは海水を汲もうとバケツを海に放り投げ引き上げるとすぐに・手応えが・・なくなりました😲

な、な、な、な、なんと!バケツの金具がサビ付きのため、締め付けがなくなっており、そのまま海へ・・・😭

急きょ、まき餌用に持ってきたケースをバケツがわりに、餌のオキアミの保冷用のオリジナリケースをまき餌入れにする応急処置。何とかリカバリーできました。😓

そして、安心した後には

今まで体験したことのない最悪の事態が襲います😵

な、な、な、な、なんと! これから先、日中ずっと、あたり・引きが全くありませんでした。ここまで引きがないのは初めて。

高すぎる海水温の影響か『ここ1〜2週間は魚がほとんど釣れないので、地元の方は堤防に釣りに来ない』と、こんな中でも釣りに来ていたご夫婦が話してくれました。

奥の二つの影が噂のご夫婦。奥様も珍しく釣りしてました

利島は東と西で堤防が2つありますが、土曜日にもかかわらず確かに、ほとんど人がいませんでした。こんなことは初めて。

・・・釣果0(ゼロ)・・・「魚をたくさん釣ってきますからお許しください」と伝えた義母に何と言えばいいのか・・・💦 マイナス思考になり、嫌な予感・思いが襲ってきました。😰

どうするオレ?第三弾

と、まぁ悩んでいても仕方がないと、ゴザを敷いて、ゴロンと昼寝するありさま・・😓

そんなことを知ってか知らずか、宿の方が1時間以上も早く、お昼のお弁当を届けてくれました。

全く引きがない上に、猛烈な暑さ🌞   お散歩時間も増えます。

人工的に作られた「トシマビーチ(勝手に命名)」
左下、加工で名前を見えなくしています

思わず、内地に残してきた息子の名前を砂浜に書きました。😄

結局、1匹も釣れないため午後4時には店(釣り)じまい。夜の部に賭ける事にしました。

そして宿の車を借り(レンタカー)、7時半〜11時くらいを目処に夜の部に突入!

ウキの先についた蛍光スティックを目印に、暗闇の中スタート。

すると、19:43には小さな魚がヒット。小さく、知らない魚のため、すぐに海にリリースしましたが、「何だか幸先、良いぞ!」と断然やる気に!!!

ヘッドライトとウキの蛍光スティックが頼りの何となく心細い夜釣りですが、その後は、

な、な、な、な、なんと! 来るは来るは、ヒットの連続!

確変突入!!!とばかりに、ひたすら釣り上げました。

表情が可愛い、イサキちゃん
「お前はもう死んでいる」と、首を折り内臓を取り出したサバ
漁師に突き刺さり命を奪ったと言われるダツ
尾ひれの縞模様が特徴のギンユゴイ

ということで、確変は深夜の2時近くまで続き、結局、宿に戻ったのが夜中の3時

釣果は、

イサキ 34匹、サバ 5匹、ダツ、ギンユゴイ となりました。

雨の天気予報、遅く宿に戻ったこともあり次の日午前中は釣りをせず、サルビア丸で帰途に着きました。

「天国から地獄」ならぬ『地獄から天国』のスリリングなひとり釣りの旅となりましたが、やっぱり釣りは楽しい❣️

当初の「ひとり」の不安は全くなくなり、「ひとりもそれはそれで楽しいじゃん!」と感じる旅となりました。やはり、何事も経験ですね〜😊

釣果のあった後のビールはこれまた旨い!
イサキ、ダツ。美味しくいただきました

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sadacchi について

俳優・声優・手話通訳などやっています。
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