来週の公演に向けたコロナ感染予防対策の一つに当然ながら、開演前後(客入れ、客出し)のマスク着用があります。
感染予防対策の担当をしていることもあり、ネットで着物に合う「和柄のマスク」を検索しているうちにある思いが・・・
『これだったら市販のものを買うよりは、自分で作れば柄ももっと自由に選べ、裏地をメッシュにすれば夏も使える、機能性重視のマスクが作れるのでは・・?』
何故こんな思いが湧き上がったのか?
理由は簡単。
その少し前に文化庁が行っている、コロナ禍での補助金支援制度『文化芸術活動の継続支援事業』で、ミシンを購入していたからに他なりません。
これまで、日常生活はもちろん、役者のちょっとした衣装、着物の修復で、『あ〜あ、ミシンがあれば楽なのに・・・😢』と、何度感じてきたことか。
その長年の夢の一つが叶い、手元に1万円代の安物ながらミシンを手に入れた私。
まずは、自宅にあった和柄生地を使い、マスクを一つ製作。

演出の許可を取り、正式に製作が決定。
そして、布の買い出し

数ある布地の中から、表の和柄生地の候補をピックアップ。
占子の兎のメンバーの意見も聞き、写真の柄に決定し、裏地としてフィールドセンサーという「吸汗速乾、拡散、蒸発構造」の布も改めて購入。女性用は、化粧が着いても目立たないよう茶色に。
さらに、ノーズワイヤーも付けることに。高まる機能性とワクワク感❗️😃😃😃
それからは、型紙と切り出し。

その後は、まずは紺色の男性用を作成。途中、マシントラブルもあり「さすが安物!これまでか⁈」なんて心配もしましたが、修理に出す前に電話対応で解決!😅
上糸ダイヤルの目盛りが大きな原因でしたが大変勉強になりました。
男性用では作ってみると、サイズの問題で少々布のたるみで隙間ができるなど問題がありましたが、経験を積んだ上で、小豆色の女性用はサイズもやや細身に修正もでき、ほぼほぼ納得の出来栄えとなりました。😊😊😊

予防対策の裏方?ですが、自分の思いのこもったマスクで本番を乗り切りたいと思います。
とにかく、ミシンあっての今回の発案、企画。ミシンの底力に乾杯!🍺
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