昨年は落語公演のため、帰省・お手伝いは出来ませんでしたが、先週、実家にある新潟県十日町市のお米屋さん(母の実家)の手伝いに2年ぶりに行ってきました。
お米や米屋の仕事について詳しく知りたい方は、2014年以前の10月あたり日記をご覧下さい。
今年の特徴は、長雨の影響で上の写真のように、倒れた稲が多く、稲刈りを終えていない田んぼが目立ったこと。例年、9月中旬から下旬がピークで、この時期はほぼ稲刈りは終わっているはずですが・・・。
パラリンピックの仕事で帰省が遅れた今年は、私の帰省に合わせてくれているかのようです。
雨もありましたが、晴天の中、遠く見附・中之島(例年この時期には集荷が終わっている地域)まで片道1時間半3tトラックを転がし出かけることもありました。
遠く弥彦山も見えます。肉体労働といいながら、田舎の空気を感じながらのひと時は気分転換になります。田舎最高!!!
そして、お米の集荷が終わり米屋に戻ると、検査に備えお米の整理。
社長(いとこ)が米の等級を決める検査日には、検査補助のおばさまたちも集まり少々賑やかに。
ところで今回印象的だったのは、お米ではなく、肉牛。
お米の他に家畜もやっている農家にお邪魔したのですが、そのサイズにビックリ!写真じゃ伝わらないのが残念ですが、マジでデカいです。
「へぃ、こいとあいの4頭はすんまついて(連れて)いかれらんど。1頭××万だな」と親父さんの説明に耳を傾けながら、数日後には命がないんだと思うと悲しくもなりました。知ってか知らずか牛の目に涙が・・・。
でもって、検査を終えたお米は倉庫にたんまりと積まれることに。1袋30㌔を一つ一ついくつ積むこと(手積みをテッパと言います)になるのか・・・まさにテッパ地獄!
上下写真は5段(1段6袋ずつ)積む際のビフォー&アフター。上の段はかがみながらの作業なので特にキツいです。指の関節も曲がらなくなります。更にまっすぐ積み上げるのが難しい。
また、驚くのが水分の量、だいたい1日に2.5〜3リットル位の量の水を飲んでました。汗が吹き出るといった感じです。新陳代謝、どんだけ〜?!
今日、明日仕事で東京に戻りましたが、「米屋な日々」は明後日からの「その2」に続きます。